<当サイトでは広告掲載をさせてもらってるにゃ>

率先して転校生を笑い者に。奇妙な儀式をしていた担任の話

F先生の奇妙な儀式 さて、思い出話をするにゃ。 トラキチが小学校3、4年だった時分、面白い担任にクラスを受け持たれたことがあるんよ。「F先生」としておくにゃ。当時30代の男の先生にゃ。 このF先生が担任だった2年の間に、トラキチのいたクラスには…

茨城県庁と水戸城跡。御三家の地のそれぞれの城 <トラキチ旅のエッセイ>第27話

2006年に封切られた映画、東宝「県庁の星」。「エリート」と、自他ともに認める地方公務員が、慣れぬ民間企業でとまどいながらも奮闘するストーリー。そのロケ地のひとつが、茨城県庁舎だった。茨城県水戸市の郊外、関東平野を南に見下ろしながら屹立する。 …

飛鳥の亀石 亀は激動の古代史を見ていたか <トラキチ旅のエッセイ>第26話

奈良県明日香村川原。1匹の亀が路傍に佇んでいる。 「亀石」と、呼ばれている。 長さ約3.6メートル、高さ約1.8メートル。巨石である。 甲羅のようなその大石の下の陰から、三角形のクチバシ(?)が伸びている。 カエルのような目が一対、そこに乗っ…

冬至の前に「日没」は12月上旬からすでに遅くなり始めるんよ

ハロウィンが終了。ボジョレー・ヌーヴォーもいつの間にやら解禁。 11月が終わって、今日から12月にゃ。 毎日、日が暮れるのがとても早い、若干気分の沈みがちな季節だよにゃ。 もっとも、子どもの頃は違ったよにゃ。クリスマスプレゼントとお年玉と冬休…

上州群馬・草津温泉 効き目の秘密を考える <トラキチ旅のエッセイ>第25話

有名な草津温泉の「湯もみ唄」の一節である。 「お医者様でも草津の湯でも惚れた病はなおりゃせぬ」 草津の湯はまことに効能芳しく、万病に効き、恋の病でもない限りはいずれも治癒、快癒させるほどの力がそなわっている旨を唄っている。 江戸時代、物見遊山…

根拠のない自信こそが、実は最強の自信なんにゃろな

人生、自信って大事だよにゃ。 そんでもって、どんな自信を持てるかによって、人の一生って随分変わってくるにゃ。 そんな「自信」をこの記事では仕分けしてみるにゃ。 ついでに、ランク付けもしていこうかにゃ(笑) あくまでトラキチが個人的に思うランキ…

「好きなことで生きていく」には2種類あるにゃ

「好きなことで生きていく」には2種類ある 好きなことで生きていける人生は幸せだよにゃ。 ただし、この「好きなこと」には2種類あるにゃ。 いまからそんな話をしていくにゃ。 1.その職種が好き まずひとつ目は、その仕事、すなわち「職種」が好きなこと…

アンコール タ・プローム遺跡 美を完成させたもの <トラキチ旅のエッセイ>第24話

12~13世紀の頃、インドシナ半島は爛熟していたかもしれない。 たとえば、この頃、ビルマではパガン朝が都を埋めんばかりの造寺造仏を繰り返し、とどまる様子がない。エーヤワディーの滔々とした川面を僧の読経が尽きることなく流れている。 ベトナムで…

アンコール プリア・カン遺跡 舞姫たちのいる都城 <トラキチ旅のエッセイ>第23話

クメール=アンコール王朝の最盛期は、ジャヤヴァルマン7世王の時代にもたらされている。 王は、源頼朝と概ね似た頃、この東南アジアの大国の支配者の地位にあった。 頼朝が鎌倉のまちを要塞としてこしらえたように、ジャヤヴァルマン7世もまた、王都アン…

iPhone7の画面が突然真っ暗に。回復させた方法にゃ

画面が突然真っ暗に ついこの前にゃけど、驚いた~ トラキチの愛機、iPhone7Plus の画面が、使用中にいきなり真っ暗になったんよ。 真っ暗。マジ真っ黒け。 「そんなことより、あんた随分古いモデル使ってるね」って? にゃはは。わかってる。 貧乏人にゃ。…

賃貸の悲劇。騒音の悩みは鉄筋マンションでもなかなか解決できないにゃ…

鉄筋コンクリート造なのに音に悩まされる理由 「隣の部屋の騒音に悩まされないよう、音に強いといわれる鉄筋コンクリート(RC)造の賃貸マンションに引っ越した」 ところが… 「前の木造アパートより隣の音が響くじゃん…」 これって、よくある話にゃ。 答えは…

バイヨン・クメールの微笑。あなたは一体だれなのですか <トラキチ旅のエッセイ>第22話

クメール帝国の都城、アンコール・トム。その中心、バイヨン寺院。 低い石の塔が、かさなるように立ち並ぶ。回廊がめぐり、彫刻が壁を埋め尽くす。複雑なその姿は、全体をもって山を表しているとされる。 不思議な遺跡である。塔それぞれに「顔」がある。 微…

カンボジアの巨大湖・トンレサップ 豊穣の水平線 <トラキチ旅のエッセイ>第21話

カンボジアという国の地図を開く。国土の真ん中に大きな水面が見える。 トンレサップ湖だ。 ただし、ここで「湖」をつけてしまうと、実は言葉がかさなる。「トンレ湖・湖」という意味になってしまう。 だが、とりあえずトンレサップ湖——と、ここでは呼んでお…

七夕(たなばた)は、7月7日が正しいんにゃ? 8月7日にゃ?

正解は旧暦7月7日にゃ 七夕(たなばた)のイベントって、7月7日を中心に開催するところもあるけど、ひと月遅れて8月7日のところもあるよにゃ? そんでもって、さらにほかの時期にやるところもある。7月最後の週末とかにゃ。 実際、いつが正しいんにゃ…

クラス会には行きたくない、ちょっと「変わった」理由を語るにゃ

これを読んでいるキミ、クラス会って、行 きたい? 行 きたくない? トラキチは「行きたくない」派なんよ。実際、ここ20年以上ず~っと参加してないにゃ。 なおかつ、クラス会だけにゃない。若い頃に通ってた職場の同僚なんかにも、呼ばれても会わないにゃ…

別所温泉・安楽寺八角三重塔 不思議な形の謎は湯で解く? <トラキチ旅のエッセイ>第20話

信州上田の別所温泉。不思議な場所だ。 そこは山国信濃の山の奥。ここに向かう旅人は、千曲川沿いの街道をはなれ、明るく拓けた野を進む。 野は沃野。「塩田平」という。 だが、初めから沃野だったわけではないだろう。おそらくは無数の農業土木が古代から繰…

松山城での風景——愛媛の優しさここにあり <トラキチ旅のエッセイ>第19話

他県の人にはあまり知られていない。だが、ここ伊予の国・愛媛では話題となる。 東予、中予、そして南予。 この県では、三つの異なる性格群が、東西に長い県土を分けるとされている。 そのさわりはといえば、 東予——中心都市は今治。仕事熱心な商売人 中予——…

川越駅前の「あじさいポスト」、今年も咲いてるにゃ

2023-06-09 トラキチの住んでる川越の街には、大きな駅が2つあるんにゃけど、そのうちひとつが東武鉄道とJR東日本が乗り入れている川越駅にゃ。(もうひとつは西武鉄道本川越駅) その駅前の一角にポストが立っていて、後ろと脇をあじさいが囲んでいるんよ…

転職成功させたいなら「オープニングスタッフ」になるのがおススメかにゃ

転職 したい人に、おススメのかたちが、トラキチにはあるにゃ。 それは、転職先で「オープニングスタッフ」になることにゃ。 そんなタイミングで採用してもらえる転職先をできれば選ぶことにゃ。 たとえば、店員さんなら、これから新規開店するお店で勤務を…

矢切の渡し 静かな櫓声が恋の物語を結ぶ <トラキチ旅のエッセイ>第18話

毎年、正月を迎えると、柴又の帝釈天をおとずれる。初詣し、おみくじなども引く。年の吉凶を占う。 が、ここのおみくじは、厳しいのだ。なかなか大吉を引かせてはくれない。 それどころか、筆者には、毎度容赦なく、凶を引かせる。 柴又——といえば、「男はつ…

東京音羽・鳩山会館 薔薇香る邸宅は友情のオブジェ <トラキチ旅のエッセイ>第17話

この建物は、かつて「音羽御殿」と呼ばれた。第52、53、54代内閣総理大臣をつとめた鳩山一郎の旧自宅である。 場所は東京の中心。文京区音羽の丘の上。「音羽」の名は、この建物によって有名になった。多くの東京人がこの建物を見知っている。 また、…

カイロのマクドナルド (美味なるマック・アラビーヤ) <トラキチ旅のエッセイ>第16話

グローバリズムという言葉がある。ある人は、これに眉をひそめる。 「グローバリズムなんてものが進捗すると、ろくなことがない」 そんな人が、グローバリズムを象徴するものとして、時折槍玉に上げるのが、マクドナルド――というファストフード・チェーンで…

川越・妙昌寺 空を舞う弁財天様に会いに行くにゃ

観光コースから外れた静かなお寺 川越に来ても妙昌寺まで足を延ばす人って、そんなに多くないにゃろな。観光のみんなが集まる蔵造りの街並みや喜多院、川越氷川神社辺りからはかなり離れてるからにゃ。 にゃけど、ここは一応「小江戸川越七福神めぐり」の7…

漫画のアニメ化は基本イヤ。でも「オーイ!とんぼ」には期待してるにゃ

(画像は「Myゴルフダイジェスト」からの引用にゃ) 「オーイ!とんぼ」が ’24年アニメ化決定にゃ 「オーイ!とんぼ」が、来年アニメ化されることになったにゃ。 漫画にゃ。2014年から始まってるかなりのヒット作にゃ。 にゃけど、知らない人も多いんよ。な…

アスリートはなぜ叩かれやすいのか? 考えてみたにゃ

昔からトラキチが疑問に思っていることのひとつにゃ。 スポーツ選手=アスリートって、なぜか 叩かれ やすいにゃろ? なんでにゃろ? その答えをひとつ考えたので、いまから話していくことにするにゃ。 ちなみに、アスリートが大活躍してるときは違うぞ。彼…

カイロのタクシーに乗るための「勇気」 <トラキチ旅のエッセイ>第15話

カイロの中心街・タフリール広場から、イスラム地区のハーン・ハリーリ市場まで。 「5ポンドで乗せてくれ」 「いやだ。10ポンドだ」 「6ポンドでどうだ」 「ガソリンが高くなっているんだ。勘弁してくれ」 「7ポンドだ。いやなら他を探すよ」 「仕方な…

エジプト・カイロ カイロのブロラン号 <トラキチ旅のエッセイ>第14話

ボロボロのポンコツ。廃車だろうな…と思って見ていると、やがて通りの向こうからオーナーが登場。 錆びついたドアをギイと引き開け、ホコリだらけのシートに座るや、高らかに空ぶかし一発。辺りに黒煙を撒き散らせて、けたたましく去ってゆく。 ここカイロの…

イタリア・ソレント 冷えた白ワインとサマータイムの夕暮れ <トラキチ旅のエッセイ>第13話

ちょうど伊豆半島に対する熱海のようなロケーション――。 ソレント半島の北の付け根に位置するソレントは、潮風とレモンの薫るイタリア・カンパニア州の海沿いをめぐる旅人にとって、この上ない場所にある。 まず、ローマからの新幹線が入線するナポリの中央…

川越まつり 2022年は3年ぶり、感動の開催になったにゃ(第2日目)

川越名物? 山車の車輪のあと 家光さんと一緒に川越氷川神社へご挨拶 うずめにゃんに会いに行く 秋空を彩る山車たち 川越名物? 山車の車輪のあと さて、2022年の川越まつり、2日目 にゃ。 朝、街に出ると、上の写真のように、道路にはびっしりと山車の車輪…

川越まつり 2022年は3年ぶり、感動の開催になったにゃ(第1日目)

今年の川越まつりは3年ぶり&市政100周年記念開催 2022年の川越まつりは3年ぶりの開催になったにゃ。 なんで昨年、一昨年は開催されなかったかというと、それはもちろん「コロナ禍」のせいにゃ。 にゃので、市民は 待ち 焦がれてたにゃ。 華麗で、躍動的で…