あなたの悪口を陰で言っている人、どの人にゃと思う?
それは、この人にゃ。
「あなたの前で、他人の悪口を言っている人」
その人は、あなたではない別の人の前では、十中八九、あなたのことを悪く言ってるにゃ。
あるいは、嬉しくない噂話をしてるだろうにゃ。
同様に、「他人の秘密をわざわざ教えてくれる人」にも気をつけるにゃ。
その人にあなたの秘密を知られると、その人は、
「ここだけの話なんだけどね」
なんて言いながら、今度はあなたの秘密を他人に告げて回るはずにゃ(笑)
これ、習性 にゃ。
あるいは 依存症。
その人が、他人の悪口を言ったり、他人の秘密をさらに他人に告げるとき、脳(アタマ)の中はおそらく快感物質でたっぷりと満たされているんにゃないかな?
そう、トラキチは思ってるにゃ。
なので、案外本人も悩んでいるのかもにゃ。
「あ、オレまたやっちゃった」―――って。
そこそこ仕事は出来るし、能弁。
にゃけど、なんとなくステージの低いあたりで足踏みしている人に、そんな人が多い気もするよにゃ。
いまは付き合ってにゃいけど、以前、この習性がひどくて会うたび困らされる人がいたにゃ。
年上の人で、よく食事やお酒に誘ってくるんよ。
ほんでもって、そこそこ酔いも回ってくると…
「ところで、〇〇って知ってるだろ? あいつ、この前さあ」
来た来た。
ここで受け答えに気をつけないと、トラキチまでもがその〇〇さんを批判してたって、次にはどこかで言われるにゃ。
なんで、ホント~に厄介にゃ。
「え~、そうなんですか? 〇〇さんが? いや~信じられないな」
「そうなんだって。実際そんな人間なんだよ、あいつは」
「いや~信じられない。もし本当だったらショックですけどね~」
「本当なんだよ。本当。あ、ここだけの話ね」
「いや~驚いたな~。本当ならそれってショックですよ。僕は信じたくないけどな~」
「本当、本当だって」
「いや~」
そんな風に、向こうの話に衝撃を受けたことをまずは大げさにアピールする。そのことで、とりあえず先方には満足してもらう。
にゃけど、一方では、名指しされている「〇〇さん」への評価については、こちら側からは決して表明しない。
「ホントですか?」「信じたくないな~」「いや~」
を終始つらぬく。
それが、このパターンでのいつも肝心かなめなところだったよにゃ。
あほくさ。
ついでに言うと、そうしてそのあとお店を出るにゃろ?
すると、決まって「ここ味が落ちた」だの「不味くなった」だの、ひとことケチをつけるのもこの人のパターンだったよにゃ。自分で選んだ店なのににゃ。
と、いうわけで、
「あなたの悪口を陰で言っている人」
=「あなたの前で他人の悪口を言っている人」
あれれ? トラキチもいま他人の悪口を言っちゃったか?
にゃはは。
くだらん話をご勘弁にゃ(笑)
(イラストは「かわいいイラストが無料のイラストレイン」さんからお借りしているにゃ!)