「日没」は、冬至を待たずに12月上旬からすでに遅くなり始めることを知っていますか?

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こんにちは!

 

暑い暑い夏が過ぎ、台風が大暴れした初秋の頃も過ぎ去って・・・

やがて、ハロウィンが終了。

ボジョレー・ヌーヴォーも解禁。

11月も明日で終わってしまうという今、

毎日、日の暮れるのがとても早い、やや気分の沈みがちな季節を迎えています。

 

子どもの頃は、クリスマスプレゼントが待ち遠しい季節だったんですけどね。

 

ただ、僕は毎年、ちょっとだけ、

今頃の季節になるとワクワクしてくることがあるんです。

 

それは、こんなことです。

 

「あと1週間程度もすれば、また日没が遅くなり始める」

と、いうことなんです。

 

冬至は、日の入りが一番早い日ではありません

 

実は、おそらくご存知ない方も多いかと思うんですが、1年のうち、夜の訪れがもっとも早い日というのは、冬至ではないんです。

 

冬至は、あくまで日の出から日没までの時間がもっとも短い日です。

実際には、日没そのものは、冬至の少し前、12月上旬ころに早さのピークを迎えます。

 

それを過ぎて以降、日が沈む時間は、徐々にちょっとづつ、遅くなっていくんです。

 

実質的に(気分的に?)昼がまた長くなり始める―――と、いうことで、ワタクシ的には、この日没がもっとも早い日をいつも「一年の復活の日」のように感じています。

 

では、今年の「復活の日」はいつか?

 

国立天文台の「暦計算室」

 

こうした「暦」のことに関しては、

「国立天文台 天文情報センター 暦計算室」

というサイトに、いろいろと網羅されています。

 

このサイトの中の

「各地のこよみ (日の出入り、月の出入り、南中時、月齢) 」

と、いうところへ入っていくと、

地域ごとの日の入りの時刻がわかるようになっています。

 

ただ、実際にご覧になってみると気づかれるとおり、こちらのサイトでは、何時何分まで―――時刻が「分」までしか表示されていないんですね。

そのため、今年(2018年)の場合、日の入りがもっとも早い日としては、

11月29日から12月13日までが、「日の入り時刻:16時28分」で、ずら~りと並ぶ結果となっています。

つまり、この15日間の間のどこかに「復活の日」が・・・秒単位で見てももっとも日の入りが早い日が存在するわけなんです。

そちらを調べましょう!

 

答え一発!といえば「カシオ」さんです

 

―――と、いうことで、

僕の場合、こちらを頼りにしています。

 

答え一発!(古すぎですね)カシオ計算機(株)さんの「Ke!san」というサイトです。

keisan.casio.jp

 

上記の中の「物理公式集」のさらに中の「天文」というところに入っていくと・・・

「日の出日の入り(日本地名選択)」というメニューがあります。

直接のリンクはこちらですね。

keisan.casio.jp

 

ここで、たとえば場所として東京を指定すると、

サイト側が、経度・緯度・標高と、それぞれに標準的なデータを勝手に入れてくれます。

あとは期間をチョイスして・・・

「計算」ボタンを押すと、すぐに結果が出てきます。

 

出ました。

今年、東京で日の入りがもっとも早い日は12月6日ですね。

時刻は16時27分53秒。

翌7日は16時27分55秒となりまして、6日か、見方によっては7日が今年の「復活の日」です。

 

いかがですか?

 

そういうわけで、今年は12月6日を迎えると、僕はアホなことに一足先にプチ大晦日気分です。

明けてプチ元旦。気分一新という感じですね。

うれしいので、毎年やたらと気分よく、この日は起床します。

 

勝手すぎますか?(笑)

 

以前には「年賀状なんて暑中見舞いで返しちゃう」とか、

www.michikusakun.com

 

もうちょっと世間に調子を合わせろ!大人のくせに!

ですかね。

 

でも、それはイヤでございます。

 

おそまつ。

 

(イラストは「かわいいイラストが無料のイラストレイン」さんより)