道草反省日記

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賃貸住宅の「保険」(家財保険とか火災保険と呼ばれているアレ)を安くする3つの方法!

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こんにちは!

前回の記事に続けての話題です。

(前回の記事)

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その前の関連記事も、できればぜひ読んでいただいて・・・

www.michikusakun.com

 

3記事併せて、参考にしていただけると幸いです。

 

さて、これからお話しするのは、

「賃貸住宅を借りるときに加入する(条件として加入させられる)保険を少しでも安く」

するための方法です。

 

方法は3つあります。

 

1.補償額を下げる

2.自分で自分の選んだ保険に入る

3.引越ししたらちゃんと契約解除する

 

以上の3つです。

 

 

先におさらいです

 

説明の前に、おさらいをしておきましょう。

いまから話す「保険」なんですが、こういうもののことを言っています。

 

この保険の呼び名・・・一定していません

火災保険とか、家財保険とか、住宅総合保険とか、さまざまに呼ばれています。

実際、業界内でも人や組織によってバラバラなんですよ!(笑)

火災保険と呼ぶ人が、何となく一番多いですかね?

話はまったく火災だけに留まらないんですけどね。

 

保険の内容

主には、

1に、

 賃貸住宅での事故や災害等の被害による、「入居者さん自身の家財への補償」

2に、

 入居者さんが事故の原因をつくった場合(加害者になった場合)においての

 「大家さんへの補償」(主には建物や設備などの被害への補償)

 「他の入居者さんへの補償」(主には家財などへの被害の補償)

 です。

 なお、多くの入居者さん、大家さん、管理会社にとって、この保険の意義はすなわち「2」にあるといえるでしょう。

 

保険会社はこれを・・・

 たとえば「賃貸家財総合保険」とか「賃貸居住者総合保険」などと呼んで、正式名称としています。

 ただしパンフレットなどには、通常、それとはまた別の商品名が表記されています。

 わかりやく呼びやすい、この保険の「一般的総称」を早くつくった方が、本当はいいですね。

 

安くする方法1.補償額を下げる 

 

いまは、賃貸住宅を借りようとすると、通常は仲介会社(不動産会社・管理会社)から、上記の保険への加入を求められます。

物件広告の時点で、すでに保険料が示されていることも多いですね。

ただしこのケースの場合、保険料が若干割高になってしまっていることも多いのです。

理由は2つあります。

 

1.仲介会社のマージンが上乗せされている

2.補償が必要以上に手厚くなっている

 

1は、仲介会社がその保険の代理店となっていることによる、いわば「事務手数料」が含まれているということです。これは、仲介会社に事務の手間を負ってもらう以上は、仕方のない上乗せといえるでしょう。

 

一方、大いに改善(?)の余地アリ、といったケースの多いのが、2なんです。

 

例を挙げましょう。

ある大手保険会社の保険商品の「保険料」と「保険金額」のパターンです。

たくさんパターン(メニュー?)があるうちの2つを抜粋しました。

なお、数字は「代理店通し」の場合です。つまり、仲介会社が実際に入居希望者さんへ提示している、マージン含みの保険料と保険金額です。

 

(例1)

 保険料・・・2年間分で2万円

 保険金・・・

  家財(入居者さんの家財)補償 410万円

  借家人賠償(大家さんへ迷惑をかけた場合の賠償) 1,500万円

  個人賠償(主にほかの入居者さんへ迷惑をかけた場合の賠償) 1億円

 

(例2)

 保険料・・・2年間分で1万5千円

 保険金・・・

  家財(入居者さんの家財)補償 210万円

  借家人賠償(大家さんへ迷惑をかけた場合の賠償) 1,500万円

  個人賠償(主にほかの入居者さんへ迷惑をかけた場合の賠償) 1億円

 

下線で示したとおりです。

例1の保険料が5千円高いことで、何が違うのかというと、この保険商品の場合、「入居者さんの家財への補償がより手厚い」と、いうことなんですね。

 

でも、僕なんかも含め、

「そもそもオレ、高額な家財なんか持ってないッスよ」

と、いう人が、入居者さんには実際とても多いはずですよね。

「保険料2万の方じゃなく、1万5千円の方でまったく十分」という人が、多分多いと思います。

 

一方、大家さん側としても、入居者さんが例1、例2、どちらを選ぼうと、自身や、他の入居者さんへの補償に影響はありません。当然、「どっちでもいいですよ」が、そのスタンスとなるはずです。

 

つまりこういうことです。

仲介会社が、広告や窓口で指し示してくる保険料って、こうした一個の保険商品の中に「例1、例2、例3・・・」と、いくつも設定されている保険料パターンのうちの、標準的な一例に過ぎないケースが多いんです。

 

この場合、上記、例1→例2のような、有利なほかのパターンへの変更をすることによって、保険料が安くなるわけです。

 

「コース料理の中の高級ビーフをチキンに替えてくれ」と、いったかたちですね。

 

するとあとは、保険料に応じたマージンを得る代理店=仲介会社がどう判断するかということになるんですが、金額としては、微々たる違いに過ぎません。

まさにいま物件を借りようとしてくれている大事なお客様を前に、このくらいのことについては、快く応じる会社が多いはずです。

 

安くする方法2.自分で自分の選んだ保険に入る

 

最近、この方法をチョイスする入居者さんが増えてきました。

皆さん、知識が増えてきたのと、各保険会社がネットを介して簡単に加入できる商品をどんどんPRし始めたのが、理由として大きいように思います。

 

もっとも、これをやられると、仲介会社には代理店収入が一切入りません。

 

とはいっても、保険の代理店収入というのは、さきほどもふれたとおり、仲介会社の収益構造の中では微々たる程度のものです。

なのでこちらについても、

「大家さんや管理会社が求める保障が十分カバーされている保険であれば」

通常は、快く応じる会社が多いはずです。

 

実は、もうかなり以前から、仲介会社が、労働組合のあるお堅い会社に勤めている入居希望者さんなどから、

「私、全労済に入ってるんで。保険、そっちのヤツでいいですかね? 賃貸住宅用の保障、全部カバーできるはずなんで」

なんてリクエストされることなど、たまにありました。

www.zenrosai.coop

 

では、こうして入居者さんがひと手間かけて自分で保険に入ることで、保険料はどのくらい安くなるんでしょうか?

 

たとえば、東京海上日動グループの「日新火災」という会社さんの商品の場合・・・

 

 保険料・・・1年間分で4千円

 保険金・・・

  家財(入居者さんの家財)補償 100万円

  借家人賠償(大家さんへ迷惑をかけた場合の賠償) 2,000万円

  個人賠償(主にほかの入居者さんへ迷惑をかけた場合の賠償) 1億円

 

(以上は、私の知人が2018年春に契約した内容です。お安いですが、最安商品としてご紹介する意図ではありません。各社、日夜競争していて順位は入れ替わっているはずですから)

 

と、いうことで、2年間に換算すると保険料は8千円です。

さきほど挙げた、2万円、1万5千円という例に比べると、随分と安上がりですよね。

 

そして、よく見てください。下線部分です。借家人賠償額は、こちらの方が手厚いんです。(家財補償は額が下がりますが)

 

これが、「代理店通しではなく」、「申し込みの手間は自分で負う」ことで得られるメリットです。

しかも、申し込みの手間とはいっても、上記の日新火災さんの場合、完全にネット完結で、画面操作も楽チンなんだそう。

ちょいとひと手間かけることで、数千円~1万ちょっとが浮くということになるわけです。

direct.nisshinfire.co.jp

 

ただし、この「自分で保険に入る」ケースに関しては、大事な注意があります!

読み飛ばさないようにしてくださいね。

      ↓     ↓     ↓

 

注意1.補償の「抜け」や「不足」が無いように!

補償の抜け

 たとえば大家さんに対する「借家人賠償」はあっても、他の入居者に対する「個人賠償」への補償が抜けている商品だと、とてもキケンです。

その場合は、別途さらに「個人賠償責任保険」に入っておかないと安心できません。 

一戸建ての賃貸だったらとりあえず話は別ですけどね。

(個人賠償責任保険とは? ご参考)

www.michikusakun.com

補償の不足

 個人賠償の保障限度額は大抵「1億円」です。多くの保険がそうなっているんじゃないかと思います。同じ屋根の下に住む賃貸住宅の入居者さん同士が、お互いのリスクをカバーし合う額として、通常は十分といっていいでしょう。

 では、大家さんに対しての「借家人賠償」はどうでしょうか? たとえば失火により、アパートやマンションの建物を一部燃やしてしまった場合などです。

 これまでに挙げた例(上段)では、1,500万円、2,000万円という数字が出てきましたね。

 この額、いずれもそれぞれの商品における選択可能な上限額です。

 でもこれ、僕は個人的には、もっと金額を増やしたいように感じます。

 なぜなら、いざというとき実際にどれくらいの原状回復費用が生じるか・・・建物によってはかなりの額になりますからね! 

 でも、そうした高い借家人賠償額って、そもそも保険会社の方で設定していないケースが多いんです。

 なぜか?

 つまりは、実際コトが起きる可能性が低くはなく、起きた際には「かなりの額がかかってしまう」可能性が高いゆえに、保険会社側としては、高額な設定をしていないケースが多いのではないかと、僕は感じています。

 つまり、この額が低いと(中には100万円単位の商品もあります)、たとえ大家さんや管理会社はうっかりそれでOKしても、アナタの方は心もとなく、不安で、いざという時はアブナイということです。

注意2.更新を忘れないこと!

無保険入居者にならないように、また、そうなる期間が生じないように、更新忘れは絶対にしないように注意してください。

ちなみに、仲介会社を代理店として保険に加入した場合は、通常、2年ごとの賃貸契約更新事務も同じ会社が行うため、その際、同時に保険の更新手続きも行われます。

つまり、この慣習(賃貸契約は大抵2年)に合わせるかたちで、保険の方も、期間が2年となっていることが多いんですね。

なので、このケースだと、保険の更新忘れはまず起こりえないんです。

 

ところが、自分で保険に入っている場合、ちゃんと自分で更新しないと・・・一体どうなるの?

ハイ。まずは安心例です。

保険によっては自動で更新されます。

「あっ、保険会社がいつの間にかカードからお金引き落としてる。そうか、更新の時期だったか!」

と、なるわけです。

 

ですが、そういう仕組みになっていない保険の場合は、更新しないでいると、そのまま無保険状態に陥ってしまいますよ!

 

とりわけ危ないのは、賃貸契約の更新と、保険の更新との時期が一致しない場合ですね。

 

「賃貸契約の更新は2年ごとだけど、保険は1年ごと」

「入居後、しばらくしてから仲介会社経由で入った保険は解約させてもらい、自分で選んだ保険に切り替えた」

と、いった場合に、特に注意をしてください。

 

とはいえ、もちろん保険会社からは、更新時期が近づくとお知らせが来ます。

ですが、それが来たこと自体を忘れてぼんやり過ごしてしまうと・・・

あるいは、

お知らせの手紙が、チラシで埋まった郵便受けの底に眠ったままだったりすると・・・

場合によっては、最悪のケースもありえます。

 

安くする方法3.引越ししたら忘れず契約解除を!

 

見出しを見て、「あっ、失敗した」と、気づかれた人もいるのでは。

 

・保険期間中に、別の部屋へ引っ越した

・新しい部屋でも、仲介会社の用意した保険にまた新たに加入した

・それから数ヶ月。あ!前の部屋での保険に加入したままだった!

 

と、いった事例って、結構多いのではと思います。

 

残存保険期間があるまま、引越し・・・

そのことで加入していた保険が意味をなさなくなった場合は、速やかに解約して、残存期間に相当する分の保険料を取り戻しましょう。

また、そうなることが確実になった場合も、保険会社に事前に連絡し、予定を意思疎通しておくのがベターです。

 

なお、その際は、僕の知る限り、さかのぼっての申請は受け付けてもらえません。

「4月に引越しした。11月になって気づいた。4月までさかのぼって、それ以降の分の保険料を返してくれないか」

という要求は、多くの場合、受け付けてもらえないはずです。

 

一方、

「引っ越しますが、新しい部屋でもおたくの保険で継続を」

と、いうことであれば、保険会社としては当然歓迎のはずですので、普通は喜んで手続きを進めてくれるでしょう。

 

以上、お役立てくださいね。

 

おそまつ!

 

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(イラストは「かわいいイラストが無料のイラストレイン」さんより)