こんにちは!
ところで、僕は「夜回り」をやっています。
「火の用心~」と、呼びかけつつ、拍子木を叩きながら近所の夜道を歩くアレです。
始めてもう4年くらいですかね。
今シーズンも、来月と翌2月、週に一夜づつ歩きます。
毎年の冬の重要ミッションですね。
もっとも、歩く場所は、いま暮らしているところではありません。
数年前まで住んでいた集合住宅の周辺なんです。
当時、町内会長さんから、人手がほしいといわれて始めたんですが、そのまま引っ越したのちも出張参加させてもらっている格好です。
われながら、奇特といえば奇特な人物ですよね(笑)
この、冬の夜回りというものをやっていて、いくつか気がついたことがあります。
挙げてみますね。
1.声の効能
声を出すこと、それ自体がよい運動になることが、とてもよく判ります。
冷え切った夜空の下、大きな声で「火の用心」を唱えながら歩き出すと、たちまち身体が温まってくるんですね。
「無言」で歩く時とは、感じる寒さが段違いといっていいくらいです。
声出ししながら大股でぐんぐん歩く―――。
アスファルトからの衝撃によるダメージや、心肺への負担を思えば、ひょっとするとランニングするよりも、トータルではいい運動になっているのかもしれないなと、いつも思っています。
2.防火以上におそらく「防犯効果」が高い
なぜそう感じるか?
理由は「挨拶」なんですね。夜回りをしていると、見知らぬ通りがかりの人がよく「ご苦労様です」などと声をかけてくれます。
もちろんこちらも、人を見かければ「こんばんは」と声をかけます。
夜回りというシチュエーションが、シャイな日本の都会の住宅地の人びとに、気軽に声を交わし合う勇気を与えてくれるんです。
「火の用心」とは言いますが、おそらく防犯効果の方が何倍も高いはずです。
3.サザエさん症候群が無くなった?
これは僕ではないんですが、同じ夜回りに参加している会社員の方のお話です。
「たまたま担当が変わり、日曜夜のグループに入れてもらった」ところ、
月曜日の出勤が憂鬱になって日曜の夕方から元気を失う、いわゆる「サザエさん症候群」に悩まされることが無くなったのだそうです。
大きく声出ししながら夜回り・・・
家に帰ってお風呂にザブン・・・
気持ちよくグッスリ・・・
そんなパターンが続いている間は、「月曜朝でも元気に起床。気分よく出勤できる」が、とりあえず保証されるんだとのこと。
―――なるほど。いいじゃないですか。
地域に貢献、心も健康に。何よりですよね。
以上、「火の用心の『夜回り』をやっていて、これはいいな!と気づいた3つのこと」でした。
おそまつです。
(イラストは「無料イラストなら「イラストAC」さんより)