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旧耐震大家さん、次世代住宅ポイント制度で入居者さんの「命」を救ってあげてください!

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旧耐震の賃貸物件を運営されている大家さん、オーナーさんへ。

チャンスですよ。

 

と、いうか、僕からのお願いです。

 

しっかり最後まで聞いてください。

 

「次世代住宅ポイント制度」のことは、耳に入っていますか?

 

入っていない?

 

ニュースでご存じありませんか?

 

ご存知ない?

 

ホントですか?

 

あれですよ。

消費税がらみのあれです。

 

今年、予定では10月に消費税率が上がりますよね?

 

増税です。

 

消費税の増税といえば、これまでもそうでしたが、増税前の駆け込み需要とそのあとの需要の落ち込み・・・今回もやはり心配されています。

 

そこで政府は手を打ちました。

 

需要の落ち込みが景気の落ち込みにまでつながってしまわないように、国民のもっとも大きな消費行動である「住宅」にテコ入れすることを決めたんです。

 

そのひとつが、

次世代住宅ポイント制度です。

 

「住宅ローン減税」、「すまい給付金」、「贈与税非課税枠の拡大」・・・

そしてもうひとつがこれ、「次世代住宅ポイント制度」です。

 

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思い出されましたか?

 

え?

「思い出したけど、それって自分の住む家を買う人が対象のアレでしょ?」

ですって?

 

な・に・を・おっしゃいますやら!

 

リフォームがありますでしょ!リフォームが!

 

リフォームは、賃貸住宅も対象なんです。

 

めざとい大家さんは、もう動き始めてますよ。

懇意の工務店なんかに、

「おたく、対象工事もちろんやるよね? 見積り出せるかな」なんて。

 

なにせここだけの話ですが、賃貸はポイントをもらうのに俄然有利ですからね。

 

どう有利かって?

 

賃貸のリフォームの場合、ポイントの上限は30万ポイントです。

30万円分に相当します。

 

で、これって、1戸あたりの上限なんですね。

なので、たとえば8戸ひと棟の賃貸住宅で、全戸が対象になると、30×8 = 240万 ポイントになるんです。

にひゃくよんじゅうまん、ですよ。

 

10戸なら300万ポイント。

 

いいんかい!それ!

 

いいんです。

資本主義社会は、資本と資産をもつ者につねに優しいんです。

 

賃貸住宅のほとんどはアパートやマンションといった「集合住宅」ですよね。

 

集合住宅の場合、戸数を増やしやすい分、オーナーひとりでポイントをたくさん貰えやすいかたちになっているわけです。

 

さてさて、そこで!

 

この「リフォーム」なんですが、耐震改修も対象になっているんです。

 

・旧耐震基準によって建てられた住宅を

・現行の基準に適合させる工事

 

が、まさに対象です。

 

ポイントは1戸あたり15万ポイントです。

耐震改修分で15万をもらってしまっても、1戸あたりの上限までにはまだ15万ポイントが残る計算ですね。

 

ほかにメニューに挙がっているリフォームの内容といえば・・・

窓の断熱改修や、エコ設備(たとえば節水型トイレ)、バリアフリーに宅配ボックスと、さまざまあるんですが、

 

とりあえずそれはどうでもいいっ!

 

耐震です。

耐震に注目してください。

 

さあ、旧耐震大家さん、やりましょうよ!

 

重い腰を上げるいいきっかけですよ。

 

よく勉強しているあなたは知っているはずだ。

神戸のこと。熊本のこと。

 

旧耐震基準で建てられた建物に、

特に木造アパートに、

若い命や、若くなくても尊い命を住まわせて、お金まで取っている行為が、人間としてどれだけうしろめたいことなのか。

 

これは人道論なんです。

 

「いまは違反だけど、過去は違反ではなかった。だからいいんだ」

なんていう法律論や、机上の整合論では済まないことなんです。これは。

 

やりましょう。

 

次世代住宅ポイント制度をよいきっかけとして、入居者さんの「命」を救ってあげてください!

 

改修工事の間、入居者さんに色々手間をかけさせることにより大家さんが負担せざるをえなくなる費用、

悩ましいこの費用を

大家さんはポイント収入分で少しでも補うことができるはずです。

 

以下、

大事なことをつけくわえますね。

 

次世代住宅ポイント制度・・・耐震改修・・・1戸あたり15万ポイント・・・

え? 耐震改修の「1戸あたり」って、どういう基準で計算されるの?

 

みんな疑問に思うと思うんですね。

 

たとえば、

1階5戸・2階5戸・計10戸のアパートが1棟あったとして、耐震改修のために土台周りと妻側の壁に補強を入れた・・・

 

これ、何戸が耐震改修されたことになるの?

 

改修の効果は全戸におよぶからもちろん10戸?

いやいや、改修箇所に直接面していない部屋は除外されるんじゃないの?

 

結論からいうと、

この判断って、いま(2019年2月)の時点では、まだ流動的だと思っておいた方がいいです。

 

国交省段階でも、そこって、詰まっていません。

 

これから大急ぎでそうした細かいところを判断していくことなる「事務局」が、やっとこの2月18日に発足したばかりです。

 

www.jisedai-points.jp

 

なお、いまから制度の実施期間中は、上記のサイトが、内容、状況を知るための総合窓口になりますので、利用される方はぜひチェックしておいてください。

 

さらに、ご参考リンク先です。

 

www.mlit.go.jp

www.mlit.go.jp

 

「旧耐震」とは?

・・・1981年5月31日以前に施行されていた建築基準、いわゆる旧耐震基準をいいます。これにより建築された住宅は、その後の「新耐震」基準によって建てられたものに比べ、地震の揺れに対しきわめて脆弱かつ危険であることが、幾多の地震によって確かめられています。

 

以上、おそまつ!

 

いや、今回はおそまつじゃない。

 

でも、とりあえずおそまつ!

 

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