<当サイトでは広告掲載をさせてもらってるにゃ>

「言い出しっぺがやれ」の会社に入りにゃさい

f:id:michikusakun:20190603234959p:plain

 

「どんな会社に就職したらいいんでしょう」

 

たとえば大学生のAさん、B君にそう聞かれたら、トラキチの答えはこうにゃ。

 

「言い出しっぺがやれ」の会社に入りにゃさい。

 

その前に、「会社員になっちゃうの? ほかは目指さないの」の質問もホントはしたいところなんにゃけどな。

 

ま、とりあえず、話進めるにゃ。

 

「言い出しっぺがやれ」の会社とは?

 

「言い出しっぺがやれ」の会社とは、こういう会社をいうにゃ。

 

新人Aさん
 「Bさん、ちょっといいですか」

 

上司Bさん
 「あいよ」

 

新人Aさん
 「私、入社以来2ヶ月、この作業担当してるんですが、これって、この部分やり方変えた方がよくないですか」

 

上司Bさん
 「どんな風に変えるの?」

 

新人Aさん
 「こんな風に変えるんです。そうしたらチェックが二重になって、同時に作業時間も短くなります」

 

上司Bさん
 「ふうん。ほんとになる?」

 

新人Aさん
 「なります。多分」

 

上司Bさん
 「多分?」

 

新人Aさん
 「いや、なります。きっと」

 

上司Bさん
 「そうか。じゃあやってみて」

 

新人Aさん
 「やるって?」

 

上司Bさん
 「フロー描いて。それで一度動いてみよう。どうなるか。明日のミーティングで君が説明して」

 

新人Aさん
 「いいんですか?」

 

上司Bさん
 「もちろん」

 

新人Aさん
 「ホントに?」

 

上司Bさん
 「言い出しっぺがやって」

 

以上にゃ(笑)

 

ときに、若いキミ、人間ってどんなときに一番成長すると思う?

 

努力している時かにゃ?

 

我慢している時かにゃ?

 

困難を克服した時かにゃ?

 

目標達成したときかにゃ?

 

いやいや。その前にあるんよ。ひとつの前提が。

 

それは、機会 を得たときにゃ。

 

機会によって、新たな環境を手に入れたときなんにゃ。

 

努力も我慢も困難も、それはそのあとのプロセス。まずは機会が人をつくるんにゃ。

 

にゃけど、漫然と毎日を過ごしていても、ほしい機会はやって来ないぞ。

 

会社の多くは、意外とのんびりした場所なんよ。

 

案外無風な場所なんよ。

 

とくに雇われている立場にいるとそうなるにゃ。

 

ところが、そこが「言い出しっぺがやって」の会社だと、機会が来るのを待っていなくとも、自分から機会を作り出せちゃうんよ。

 

上司に「ちょっといいですか」って、話しかけるだけで。

 

新たな環境への扉は、自ら開くことができるんよ。

 

そういう会社では、退屈なんかするヒマがない、面白~い毎日が送れる可能性が高いにゃ。

 

ほんなら、そんな「言い出しっぺがやって」の会社は、どこで見分けるのか?

 

そいつは自分で考えるんにゃ!

 

と、言いたいところにゃけど、今日はこっそり教えるにゃ。

 

方法は簡単。質問をしてみるんよ。

 

たとえばOB・OG訪問するにゃろ?

 

インターンシップで知り合ったそこの会社の人に外で会う時なんかあるにゃろ?

 

なんなら、採用面接のときに聞いたっていいんよ。

 

質問はこうにゃ。

 

「おたくではどんな人にチャンスが与えられるのか」

 

あまりにベタでがっくりにゃ? そうでもにゃい?

 

でも、実際この質問ってみんなあまりしないにゃろ?

 

聞いてみ。

 

それがトラキチの授ける答えにゃ。

 

「御社では、どんな人に機会が与えられるんですか」

 

ぜひ、そう聞いてみるにゃ。

 

そのとき、「う~ん、実績?」「やる気?」「経験だ」なんて、モゴモゴした答えが返ってくるようだと、その会社はちょっとキビしいかにゃ。

 

一方、言い出しっぺがやれの会社の場合は、

 

「どんな人に機会がって? そりゃ『これやらせてくれ』って自分から提案してくるヤツだよ」

 

つまり「言い出しっぺだよ」と、結構明快な答えが返ってくることが多いにゃ。

 

ちなみに、尋ねる相手によっては、

 

「〇〇さんって、普段どんな部下にチャンスをあげてますか?」

 

でもいいにゃろな。

 

以上、言い出しっぺがやれの会社に入りにゃさい―――トラキチの経験から見つけた、会社で働くことについてのひとつの回答にゃ。

 

(イラストは「かわいいイラストが無料のイラストレイン」さんからお借りしているにゃ!)