道草反省日記

誰かの反省、それはみんなのお役立ち

ちょっとまて。「ほうれい線」があるから、年取ると笑顔が美しいんだろ?

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ほうれい線を消す?

無くす?

 

そのためにクリームを塗る?

 

何言ってんだか・・・

アホか。

 

と、いう話です。

 

まあ、まずは落ち着いて。

あなた、

目を閉じて、ちょっと想像してごらんなさい。

 

いまあなたの目の前に、小さな子どもがいるとしますよね。

小さな子。

4歳でも5歳でも6歳でもいいや。

 

その子の顔には、もちろんほうれい線はありませんね。

子どもですから。

 

さあ、そこで、

その子が、何が可笑しいのか、

満面の笑顔であなたにほほ笑みかけてきました。

 

かわいいですね。

 

ハイ、そんで、よく見てください。

その顔です。

 

その子の顔。

 

かわいい笑顔。

 

ほうれい線が出ていませんか?

 

出てるでしょ?

 

出てますでしょ?

 

意味、わかりましたか?

 

わかんない?

 

あのね、

ほうれい線ってね、

笑顔のラインなんです。

 

笑顔のサイネージ。

 

笑顔の標識。笑顔の記号。笑顔の看板。笑顔のマーク!

 

つまりね、年取るとね、人間の顔って、

だんだん勝手に笑顔に近づくんです。

 

赤ん坊だって、笑えば目が細くなって目尻にシワが寄るでしょ?

 

あれ、年寄りの顔に一瞬近づいているんです。

 

なので、ほうれい線の深い年寄りの顔って、

もうすでに99%笑顔が出来ている、つねに笑顔が準備万端の顔なんです。

 

あとはちょいと頬がゆるむだけで、ほら、もういい笑顔なんです。

 

便利なんです。

 

めちゃくちゃ便利なんです。

 

便利な上に、

しかもちょっと笑えば、その笑顔は余計に輝くんです。

 

なんてったって、ベースがもう笑顔寸前の状態になっちゃってるんだもん。

 

これ、すごいことでしょ?

 

そんな価値もわからないで、ほうれい線を消す?

無くす?

 

アホか。

勝手に疲れてろってハナシですね。

 

そういうくだらない努力は、あなたが、普段から笑顔を捨ててしまっているから必要になるんです。

 

ほら、振り返ってごらんなさい。

落っこちてますよ。

あなたの笑顔が。

ほら、

あそこに。

 

え、泥だらけ?

自分で踏んづけちゃってた?

 

いいんです。

拾い上げてごらんなさい。

 

拾いました?

 

ハイ、もうあなたはくだらない努力なんかする気は

無くなりました。

 

子どもの笑顔って、輝いていますよね。

 

僕はよく近所を歩いていて、保育園の散歩に出会います。

命がすくすくと育っていくすさまじいエネルギーに圧倒されます。

 

ある意味で打ちのめされますよね。

その歓声と笑顔に。

 

一方で、

病院に行くと、あからさまに言っちゃいけないんだろうけど、

死の病室ってありますでしょ?

 

煮干みたいに細くなったおばあちゃんやおじいちゃんが、

並んで寝かされている部屋。

 

おとといはあっちのベッド、今日はこっちのベッド、って、

順番にいなくなって、どっかに旅立っていく、なんだか厳かな部屋。

 

そんな部屋に見舞いに行って、

見舞う相手のお隣のベッドの人に、

 

「こんにちは」

 

すると、

そのとき返してくれる、顔中がほうれい線みたいな笑顔に、僕は保育園の散歩と同じパワーを感じるんです。

 

何かを受け渡されている感じがするんです。

みなぎるような何かを。

 

子どもたちも圧倒的ですが、こちらも 圧倒的 です。

 

ただし、「こんにちは」と声をかけても、あっちは寝ちゃってることも多いんですけどね。

 

まあ、そんなわけです。

 

そんなわけで、

 

ほうれい線を消す?

無くす?

 

そのためにクリームを塗る?

 

その前に笑えよ。

笑えば、それはアンタの言ってるほうれい線なんてもんじゃなくなるって(笑)

 

これ、ほんっとに、

ちかごろのくだらん話です。

 

蛇足だけど、

ほうれい線って、英語では「smile lines」といいますね。あるいは「laugh lines」です。

 

(写真はTwinkleあやさん作・写真ACより)