僕は都民共済に加入しています。
「生命共済」です。
これに加入していると、1年に1度、掛金の3割くらいの結構な額が戻ってきます。
返戻金 (へんれいきん)です。
今年の返戻金は約7,600円
その返戻金、
今年は 7,593円 となりました。
8月初めに僕の口座に振り込まれます。
一方、過去1年間に僕が払い込んだ共済掛金(保険料)は
24,000円 でした。
掛金月々2,000円 × 12ヶ月分 = 24,000円です。
この24,000円のうち、8,793円が、
まずは今年の割戻金となりました。
ですが、このうち1,200円が、出資金としてまた共済側に戻っていきます。
共済加入者は、立場としては組合員ですので、こうして「出資」をするんです。
つまり、
8,793円 - 1,200円 = 7,593円 と、なりまして、
この7,593円が、さきほどに繰り返しますが、
来月、僕の口座に振り込まれます。
昨年の返戻金は?
なお、昨年は8,179円が振り込まれています。
今年は若干減ったわけですね。
それでもありがたいことです。十分に。
これらの金額は、共済の1年分の事業決算にもとづいて決められます。
いわゆる剰余金が、割戻しされるわけですね。
決算の対象期間は、4月1日~3月31日です。
今回の場合、2018年4月1日~2019年3月31日となっています。
すなわち、2018年度は、
素直に考えれば、共済金が増えたということなんでしょう。
共済金とは、保険金のことです。
亡くなったり、病気になったり、いろいろあった方々に支払われる保険金が、今年度は前年度よりも多かったということなんでしょう。
ちなみに、僕は加入していませんが、
「火災共済」(新型火災共済)の方では、今年度の割戻金は前年度に比べ、おそらくもっと減っているんじゃないでしょうか。
「2018年度は自然災害が多発したため多くの共済金をお支払いしました。その結果、新型火災共済の割戻率はご案内の通りとなりました」
とのアナウンスが、
共済のサイトの中に見えています。
出資金もあとから戻ります
一方、さきほどの出資金、
折り返し共済に戻っていくかたちの出資金1,200円はどうなるのかというと、
これは基本、積み立てられているんです。
「出資」分ですからね。
僕の場合、加入以来もう期間が長いので、この出資分が合計2万5千円近くになっています。
これは、共済を脱退する際に戻ってきます。
もっとも、当面しばらく脱退の予定はありません。
入院1日1万円で月2,000円です
ところで、僕が加入しているのは、
都民共済の「生命共済・入院保障2型」です。
入院に手厚く、死亡についてはほとんど保障が無いに等しいかたちの「保険」です。
抜粋すると、
事故入院 1日当たり1万円 (1日目から184日目まで)
病気入院 1日当たり1万円 (1日目から124日目まで)
死亡・重度障害 10万円
と、いったところ。
以上が、月2,000円で保障されるといったかたちです。
重度障害のケースだけがちょっと気になりますが、
僕には、僕が死んだあと、大金を残さないと生活に困るような身内も、そんな相手もいませんから、これでまったく十分です。
(写真はponpokoponさん作・写真ACより)