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夏至は太陽が沈むのが一番遅い日じゃないんにゃぞ。その日は遅れてやってくるんにゃ

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夏至は太陽の沈むのが一番遅い日じゃないんにゃぞ。その日は遅れてやってくるんにゃ。夏至の1週間くらいあとになるかにゃ。

 

夏至は、日の出から日の入りまでの時間が1年中でもっとも長くなる日にゃ。かといって、日没がもっとも遅い日であるというわけではないんにゃ。

 

これには、地球の公転軌道が楕円であることなど、かなりややこしい理由があるんにゃけど、ややこしいからここでは語らないにゃ。

 

ともあれ、夏至は、太陽の南中時刻が日々遅くなっている時期に訪れるにゃ。にゃので、夏至が過ぎたあとも日の入りは少しづつ遅くなっていくにゃ。

 

では、今年(2023年)のもっとも日没が遅い日はいつになるのか? つまりは、もっとも遅い時間まで明るい日はいつにゃのか?

 

調べてみるにゃ。

 

このサイトで調べられるにゃ。(カシオの「keisan 生活や実務に役立つ計算サイト」にゃ)

 

keisan.casio.jp

 

上のサイトで、たとえば位置を「関東」「東京」で設定して、6月10日から1ヶ月間のデータを出してみるよにゃ。

 

すると、6月24日から7月5日の間の日没が、19時01分台であることがわかるにゃろ?

 

そのうち一番遅いのが6月29日と30日の「19時01分29秒」にゃんか。

 

つまり、この両日が今年(2023)、秒の単位でもっとも太陽が沈むのが遅い日にゃ。

 

一方、今年の夏至の日は6月21日にゃ。つまり、そこからは8~9日遅れになるわけだにゃ。

 

ちなみに、その夏至にゃけど、上の計算結果を見ると日の出は4時24分43秒になってるにゃんか。でも、もっと早い4時23分台が、6月12~15日に並んで見えてるにゃろ?

 

つまり、夏至は、1年のなかで日の入りがでもっとも遅い日でもなければ、日の出が一番早い日でもないということにゃ。

 

あくまで「日の出から日の入りまでの時間がトータルで一番長い日」が、夏至ということにゃ。

 

ざっと図にするぞ。

 

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どうにゃ? これって、意外と知らない人が多いみたいにゃぞ。

 

ところで、「4時半を回る前に日の出とは! さすがにこの時期は朝が早いにゃ~」と、以上を見て思うよにゃ?

 

いやいや、4時半どころか!

 

6月の北海道にぜひ行ってみるにゃ。

 

北海道のなるべく東の方にゃ。夜中の3時過ぎから空が白み始めてびっくりするぞ。白夜の国にいるみたいな気分になるにゃ。

 

試しに、さっきのサイトに「羅臼」と入れて計算させてみ。知床半島の羅臼にゃ。

 

6月16日に、すごい数字が出てくるにゃろ?

 

なんと3時34分41秒の日の出にゃ。(2023年)

 

「知床旅情」って、古い歌知ってるかにゃ?

 

その歌詞に、はるかクナシリに白夜は明ける ―――と、いうくだりがあるんにゃけど、これって、現地にいるとさほど大げさにも思えないんよ。

 

キャンプなんかして朝を迎えると、早すぎる雄大な夜明けに、どこか神秘的な気分にもなってくるにゃ。

 

6月の夜明けが一番早い時期に、北海道の知床に行ってみる。白む空の下でコーヒーでも沸かして飲む。―――どうにゃ?

 

これ、トラキチのおすすめの旅のひとつにゃ。

 

(文頭上のイラストは「かわいいイラストが無料のイラストレイン」さんからお借りしているにゃ!)