<当サイトでは広告掲載をさせてもらってるにゃ>

「叱る」と「怒る」は意味のちがう言葉にゃぞ。使い分けなきゃ失礼にゃ

f:id:michikusakun:20220330185614p:plain

ちかごろみんな「叱る」と「怒(おこ)る」をごっちゃにしてにゃい?

 

ていうか、何でもかんでも「怒る」にまとめちゃってる傾向があるよにゃ。これ、よくないことだよにゃ。

 

にゃんでって?

 

だって、「叱る」と「怒る」は意味が違うもん。

 

にゃんとなれば、「叱る」は行為を表す言葉にゃ。相手の間違いを糺し、反省や改善を促す「行為」のことにゃろ?

 

方や「怒る」は、感情を指していう言葉にゃ。相手が感情を発露させたことを指摘してるんにゃ。「あいつは怒ってる」って。

 

にゃから、叱られたことを「怒られた」と表現すると、失礼になることも多いんにゃ。

 

たとえば「先生に怒られた」。よく言うよにゃ。

 

でも、実際には、その先生は本来言いたくないことをわざわざ口に出して、キミを「叱って」くれたんにゃないのか?

 

怒ったんにゃなく、叱ったんにゃないのか? 先生は。

 

にゃのに、それを「怒られた」=「大人げなく先生が感情を見せた」なんて言ったら失礼にゃんか。

 

つまりそういうことにゃ。

 

「叱る」と「怒る」は、いつもごっちゃにされつつ、実は大きく意味が違うんにゃ。

 

もっとも、叱るときに、同時に怒っている人もたしかに多いよにゃ(笑)

 

ていうか、ほとんどがそうだよにゃ。

 

昔、プロ野球の監督の星野仙一にゃんが、「私は怒ってるんじゃない。選手を叱ってるんだ」ってテレビで言ってたけど、仙一にゃんは実際にはよく怒ってた(笑)

 

それでも、仙一にゃんの場合、怒りながらもちゃんと叱ってもいたはずにゃから、そのとき選手が「監督に怒られた」って言ったら、目上の人に対する態度として、それはやっぱし失礼に当たっていたはずにゃ。

 

何か不満があって、あっち向いたままプンプン膨れてる人を指して、「あの人は叱ってる」っていうか?

 

言わないよにゃ。「あの人は怒ってる」にゃろ。

 

つまり「叱る」は相手がいないと成立しない言葉にゃけど、「怒る」はそうにゃない。一人で勝手に「怒っている」がちゃんと成立するんにゃ。

 

「怒る」という言葉が、行為を指すものでなく、感情の種類を指していうものだということがよくわかるよにゃ。

 

以上、「叱る」と「怒る」。チャンスがあったらキミも上手に使い分けてみ。これが出来るとかっこいいぞ。

 

お店に来る上品なお客様は往々にして「お叱り」くださるよにゃ?

 

けど、わがままなクレーマーは大概烈火のごとく「お怒り」にゃ。

 

(イラストは「かわいいイラストが無料のイラストレイン」さんからお借りしているにゃ!)