昨年まで、株をやっていました。
約8年間。
投じた金額に対して、結局のところ、利益は約23%でした。
いい成績なのか、どうなのか、わかりません。
損しなかっただけで上々なのか、それとも、8年間もリスクを踏んでて、しかも途中、アベノミクス効果で市場が思いっきり盛り上がった時期もあったのにこんなんじゃ・・・さっぱり駄目なのか。
そのへんはどうなんだろうか? よくわかりません。
教科書にした本が1冊あります。
「マンガでわかる株式投資!女子高生株塾」っていう漫画です。
すばらしい本だったと思いますよ。
→こちら ですね。ちゃんと2009年発行となってますでしょ?
昨年の8年前、僕が株の口座を開いた年です。
ただ、ぶっちゃけてしまうと、8年間、みっちり売り買いしてたってことではないんです。
買った株が複数にわたって、思いきり下がって、いわゆる塩漬け株が累々としていたような時期が何度かありました。
そんなときは手元に現金が積み上がらないため、なかなか動きが取れませんでした。
(新規の資金注入は基本、避けていました。なるべく売って再投資、売って再投資・・・を原則に)
そして、その間といえば、つねに後悔です。
さっさと損切りしとけばよかったなあ・・・って。
教科書をどれだけ読み込んでも、内容をがっちり腹に据えたつもりでも、
ホント~に、損切りってできないもんです。勇気が湧かないもんですね。
もちろん、損切りしそこねたまま塩漬けになった株が、半年くらい経ってから値を盛り返し始めてくれたこともありました。
でも、痛感しましたね~!
塩漬けの恐ろしさって、最終的な金銭的損失ではないんですね。
それよりもっと怖いこと。それは時間を奪われることなんです。さらにはチャンスも。
塩漬け株に絡め取られたままの大事な資金を本来であれば動かせていたはずの時間・・・
それによって生じていたはずのたくさんのチャンス・・・
これって、二度とあとから取り返せないものですからね。
過ぎ去った時間と機会・・・二度と取り戻せません。
きっと、人生にも言えることですね。
ブラックな会社にだらだら長居する、なんてのは、まさに人生を塩漬けにすることなんじゃないかと思います。
おそまつ。
(イラストは「かわいいイラストが無料のイラストレイン」さんより)