画像はNETFLIXさんの公式サイトより引用させていただきました。
さてさて、
ずっと以前のことですが、NETFLIXで観た「宇宙船カリスター号」というSFドラマについて、このブログで紹介させていただいたことがあります。
投稿した日付を見ると、いまからもう半年前ですね。
でも、その後もこのページにはたくさんアクセスが集まっていて、「カリスター号」の評判がとてもよいことが窺えます。
そこで、もう一作、
NETFLIXさんで出会い、面白かった作品を紹介しましょう。
昨年の12月初め頃、約1年前に観たNETFLIXオリジナル映画です。
「クリスマス・プリンス」というタイトルです。
今年、続編が公開されましたね。
王子様とメディア記者の恋愛物語です。
記者とプリンス・・・?
ハイ、そうです。要は「ローマの~」です。
「ローマの休日」で、グレゴリー・ペック演じる新聞記者がそうしたように、クリスマス・プリンスでも、記者は身分をいつわり、目的を隠して王宮に潜入、取材を敢行します。
王の逝去にゆれる小国の未来を握る、遊び人と噂されているハンサムな王子のスキャンダルを探るために・・・
そこで自分を待っている、思いもつかない運命が存在することも知らずに・・・
と、ここまで話せば、続きのストーリーはもう誰にでも書けちゃいそうですね(笑)
なので、逆にプロとしてのドラマ作りは「超」難しくなってしまうんですが、そこをクリスマス・プリンスは、上手に、上手に、丁寧に仕立て上げ、とりあえず成功しています。(なので人気が出て、続編も作られたわけです)
とはいえ、要するにベタベタ?
ワンパターン?
いやいや、いいんですよ。これでいいんです。
ディズニーも繰り返しやりますし、宮﨑駿さんもやりましたでしょ?
「王子様」「お姫様」をどう描けるか? というのは、はるか昔のインドのラーマーヤナだってそうであるように、ストーリーづくりをする者が最もその腕を試される、定番かつ究極の大舞台なんです。
「タイタニック」や「ダウントン・アビー」が人気を博したのも、そのことへの挑戦と成功という王道的な要素が、「王子様・お姫様」ではありませんが、両作品には見られるからだと思いますよ。
「クリスマス・プリンス」の舞台は、中欧の東の外れあたりに、ひょっとするといまでも残っていそうな架空の小公国です。(と、見えます。もっと詳細な設定が実際にはされているのかもしれません)
シンデレラ城のような「いかにも」な王宮は、雪と針葉樹の林に囲まれた山の中に佇んでいます。メルヘンチックに。やや凛として。
これ、いい設定を選びましたよね。
雪って、恋の物語の小道具になりやすいんです。もちろん、そのこともガチガチの定番ですが。
ギュッと固くにぎられ、ヒロインやヒーローに向けて放たれる純白の雪玉って、いつもラブレター以上に愛を運ぶ、無垢なるメッセージなんですね。
僕もそんなのを無謀にもよく投げました!
10代の頃は雪の降るところに住んでいましたので。
まあ、そんなところです。
紹介ページへのリンクをおきます。
こちらが僕の観た1作目です。
こちらが続編。ちょっと観るには勇気が要るなあ・・・
なぜって、ローマ~やカリオストロの城に続編が作られて、観る気になります?
でも、いい作品なのかもしれません。
以上、おそまつです!