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ヤフオク!で一期一会。こんなかたちの人とのふれあいがあるんだとは、想像していなかった!

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こんにちは!

 

先日、「ヤフオク!」についての記事をこの場に書きました。

将来出品をしたい人、特に継続的に行いたい人へ向けて、

 

・Yahoo! ID はヤフオク!では自分の屋号になっちゃうよ

・Yahoo! メールアドレスとの関係で、注意しといた方がいいことがあるよ

 

つい数ヶ月前から出品を始めた初心者の僕がいくつか気づいた、そんな小さなお話でした。

www.michikusakun.com

 

そこで今回は、そういったノウハウの話題とはまったく別のことを記してみたいと思います。

 

「へえ、こんな(ヤフオク!)場所で、こんなかたちの人とのふれあいって、あるんだな・・・」

と、感じたこと、3つをご紹介します。

 

女性に貸せるキレイな道具求む!

 

ある園芸用の道具を出品し、落札していただきました。

ほとんど使っていなかったので、比較的きれいな品だったんです。

落札者さんから、メッセージが届きました。

山菜取りを楽しまれている男性の方でした。

シニアの入口くらいの世代かな? の雰囲気です。

この方曰く、山にいると、いまはご年配の女性がよくやってくるんだそうです。やはり山菜取りに。

そうした女性達に対し、どうやら落札者さんは、先達(?)としてレクチャーをされる機会がある様子。

ご自身は、もちろん道具は完備してらっしゃるのですが、

そういった際は、たとえ相手がオバちゃん、おばあちゃんであっても、

「女性に貸してあげるんだからやはりキレイな道具を持たせてあげたい」

―――と、いうことで、ワタクシの出品物をお選びになったそうです。

落札者さんは、おそらくは使い込まれた向こう傷だらけの、いぶし銀の道具をお持ちなんでしょう。

そちらを貸してあげても、機能としては当然十分なんでしょうが、

いやいやそれでは・・・!

と、いったところなんでしょうね。

オトコ心ですなあ。

いいなあ、と感じました。

 

お土産を買えなかった思い出の町

 

僕がもう20数年以上も昔に、海外で買ったお土産品を出品しました。

すると早々に、女性の方だと思いますが、ご落札いただきました。

品物は、ヨーロッパの丘の上にひろがるある小さな町で購入したものなんですが、落札者さんは、ツアーコースの途中でそこを訪れたらしく、お土産を買う時間がなかったとのこと。

ご同行されたご家族ぐるみ、その町にはとてもすばらしい印象を持たれているものの、思い出のよすがとなる品がないことを残念に思われていたらしく、今回の出品をとても喜んでくださいました。

ワタクシ、実は当時、その町から片想いをしていた女性に手紙を送ってるんですよ。忘れられない町なんです。

また行きたくなりました。

 

垣間見えた人生の航路

 

あるお寺について書かれた本を出品しました。

お寺は、京都や奈良や鎌倉などではなく、もっとマイナーな地方に建っています。

調べると、本は貴重品になっているらしく、結構高値で取引きされているようなので、 相場を荒らさない(?)程度の値付けにしました。それでも購入時の3倍くらいです。

すると、早速ご落札。

お寺のある場所からはかなりの遠方にお住まいの方なので、旅行の下調べかなとも思ったんですが、コメントをいただくと、さにあらず。

落札者さんは、僕とおそらく同世代のようで、いろいろな人生の指標を探しながらの心の旅の中、本はそのひとつとして、これから大いに役立つもののようでした。

観光ガイドではなく、心のガイドとしての価値を見出されているご様子でした。

 

 

以上、いかがですか。

 

僕はいま、ヤフオク!をきっかけに、以前に増して、さらに大いに身のまわりを断捨離中です。

 

でもそうした中、逆に、「モノ」の価値というものも再認識させられました。

 

モノに縛られない心がけというのも、もちろん身軽でさっぱり、気持ちのいいものではあるんですが、

 

モノや道具とのつきあいというものを深く味わってみることも、人生の豊かさを積み重ねるための、ひとつのよい手段なんでしょうね。

 

そう思えば、

自分のこのカラダというのも、そんな意味ではモノですかね?

 

さてさて。

おそまつです。

 

(イラストは「かわいいイラストが無料のイラストレイン」さんより)