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川越まつり 2022年は3年ぶり、感動の開催になったにゃ(第2日目)

 

 

川越名物? 山車の車輪のあと

 

さて、2022年の川越まつり、2日目 にゃ。

 

朝、街に出ると、上の写真のように、道路にはびっしりと山車の車輪が踏んだ跡が残ってたにゃ。

 

この帯のような車輪跡は、祭りが終わったあとも長いと半年~1年近くあちらこちらに残ってるんよ。ある意味、川越名物かもにゃ。

 

にゃので、観光のみんなも、川越に来たらぜひ探してみるといいにゃ。(ただし車に気をつけてにゃ!)

 

 

ところで、前回の記事で書いたとおり、今回の川越まつりは「コロナ禍」を跨いでの3年ぶりの開催になったにゃ。

 

なおかつ、川越市政施行100周年のいわば記念祭にゃ。

 

にゃけど、それでも密集を避けたい人はまだ多かったと見えて、来場者数は57万4千人にゃ。コロナ前の前回(2019年)よりも約31万人減ということにゃ。

 

ただし、その分、今年の川越まつりは市民の祭りという雰囲気が色濃く感じられて、それはそれでよかったぞ。

 

宵山や、きらびやかな夜の曳っかわせが無い2日目は、そんな様子が特に目立ったにゃ。

 

適度に賑やかで、かつ、のどかな1日= 10月16日 になったにゃ。

 

(祭りの2日間は、普段あまり商売っ気を感じないお店や、いつも閉まっているようなお店も華やかにディスプレイするので、市民も見ていて面白い)

 

(川越名物・さつまいもも大活躍)

 

家光さんと一緒に川越氷川神社へご挨拶

 

さて、この日、トラキチは氷川神社(川越氷川神社)まで向かったにゃ。川越まつりはそもそもこの氷川神社の神様をまつる祭礼にゃ。

 

なので、正式には「川越氷川祭」というにゃ。

 

 

祭りの始まりは、江戸時代の慶安元年(1648)にゃ。

 

当時の川越藩主・松平信綱(有名な「知恵伊豆」だにゃ)が、氷川神社に祭礼用具を寄進して、お祭りを始めるよう促したにゃ。これに応えて、まずは神輿の渡御が始まったみたいだにゃ。

 

その後、慶安4年(1651)からは、祭り行列の巡行も始まったにゃ。

 

つまり、これらが川越まつりの起源といえるもので、以来、もうすぐ380年近い歴史を重ねることになるにゃ。

 

 

そんで、松平信綱といえば、江戸幕府三代将軍徳川家光のときの老中としても活躍した人なんにゃけど、この日、トラキチが氷川神社でのお参りを終えたちょうどその時…

 

 

にゃはは。やってきたのは家光にゃ。新富町一丁目の「家光の山車」だにゃ。

 

そんでもって、家光にゃん、ここで装束をしっかり整え直して、そのあと鳥居の前に立って、氷川の神様に神妙にご挨拶にゃ。

 

 

川越まつり、江戸天下祭りのトラディションを引き継ぐだけあって、ほんと、要所要所が厳粛だよにゃ。わが町ながら格好いいぞ。

 

なお、そんな家光にゃんを横で見守るのが、氷川神社のおひざもと宮下町の「大和武尊(ヤマトタケルノミコト)」の山車にゃ。

 

 

うずめにゃんに会いに行く

 

氷川神社をあとにして、トラキチが向かったのが、大手町の会所付近にゃ。

 

前回の記事でも紹介した、川越まつりの山車の中でトラキチが一番好きな山車が、ここで休憩している頃を見計らってやってきたにゃ。

 

大手町の「鈿女(うずめ)の山車」にゃ。

 

 

いたいた。うずめにゃん。

 

でもって、上の写真、横から見た山車が若干前傾してるにゃろ?

 


さらに、車輪は三つにゃ。三ツ車だにゃ。実は、この三輪のうち前の一輪は「牛」の代わりなんよ。

 

どういうことかというと、川越まつりの山車のような江戸型の山車って、もともとは二輪の台車を牛が曳く構造だったんにゃ。いわば牛車だにゃ。

 

つまり、この鈿女の山車には、山車が牛車風だった頃の感じが車体の前傾も合わせてよく残ってて、それがとても雅(みやび)なんよ。

 

にゃので、トラキチは昔ひと目見たときから、この大手町の鈿女の山車がごひいきにゃ。

 

(ちょっとだけ顔を出して辺りを望むうずめにゃん。あんたは天照大御神か)

 

ちなみに、同じ天鈿女命(あまのうずめのみこと)を祀る山車は、川越にはもう1台あるにゃ。

 

そちらは、今成(町)の「鈿女の山車」という山車で、江戸末期天保年間の作ともいわれているにゃ。その説が正しければ、明治5年生まれという大手町のうずめにゃんよりも古いことになるよにゃ。

 

今回は、残念ながら今成のうずめにゃんに出会う機会は無かったにゃ。

 

秋空を彩る山車たち

 

さて、2022年、3年ぶりの川越まつり。トラキチはあちこち歩き回って、大いに楽しんだにゃ。

 

首都圏の中心部、東京もすぐそばということもあって、いわゆる山車祭りとしては、川越まつりはおそらく東日本で一番賑わう祭りにゃないかな。

 

そんでもって、祭りの2日間、川越市民は関東屈指の歴史をもつ城下町の伝統をあらためて肌で感じることになるにゃ。

 

これぞ 祭り。

 

みんなも一度来てみ。おススメにゃぞ。

 

ただし、アフターコロナが本格化する(だろう)来年は、街は今年よりもっともっと混み合いそうだけどにゃ(悩…)

 

(元町一丁目・牛若丸の山車)

(川越市・猩猩の山車 丸広百貨店が制作、市に寄贈した山車)

 

(猩猩の山車の美しい彫刻)

 

(新富町二丁目・鏡獅子の山車)

 

(川越城跡にも近い郭町一丁目の会所)

 

(三久保町・頼光の山車)

 

(南通町・納曾利の山車)

 

(昼の曳っかわせ 左、松江町二丁目・浦嶋の山車 右、菅原町・菅原道真の山車)

 

(末広町・高砂〜住吉明神の山車)

 

(仲町・羅陵王の山車)

 

▼ 第1日目の記事はこちらにゃ!

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