こんにちは!
春です。
花粉症の季節ですね。
もっとも、お苦しみの方には申し訳ないのですが、僕はさほどこれにさいなまれることがないんです。
かつて30代の終わり頃までは、春にはやや苦しみました。
それが、40代に入ると、なぜか劇的に治りました。
いまはほとんど悩みなし。唯一、3月頃になると、
「眼がかゆいなあ」
と、感じる日が増えてくる程度です。
さて、そこで、
この春は実験をしてみることにしました。
「五分刈りは花粉症に効くか」
と、いう、実にくだらん実験です。
昔々、ある理容師さんに言われたことを思い出したんです。
「人間の髪の毛ってねえ、ホコリをたくさん吸い取っているんだよ。外出したあとなんか、かなりの量くっついてくるんだ。アタマに溜まるのはね、フケばかりじゃないんだよ」
なるほど。
他人のアタマを毎日毎日、目の前に眺めている人のハナシです。
「そうか。静電気も発生してるんだろうしなあ」
と、納得しました。
そこで思うと、花粉もそうですよね。
花粉がよく舞う時期、外出などした場合、髪の毛にはたっぷりとこれがくっついているにちがいないんです。
それが、帰宅してからハラハラと肩に落ちてくる・・・顔に落ちてくる・・・
眼に触れればかゆくなる・・・
鼻に吸い込まれれば、内側を刺激する・・・
そんな仕組みにもなっているのではないかと、ふと思いました。
そこで、
「花粉がくっつく髪の毛自体を無くしてみよう」と、いうのが、今回の実験です。
さっそく、昨年の夏の終わり頃にお伺いした床屋さんを再訪、
また五分刈りにしてみました。
(当時の記事です)
すると、老理容師さん曰く、
「あ、また来たね」
「ハイ、その節は」
「また刈るの?」
「ハイ」
と、理由を話すと、
「あ、それ、アナタと同じこと言って刈りに来る人、いるよ」とのこと。
花粉症対策のためと称して髪を刈っちゃう人、やはり少ないけれどいるんだそうです。
さらに大先生曰く、
「でもアンタ、本気でやるなら五分刈り程度じゃなく、スキンヘッドくらいまでやらなきゃ」
「いやいや、それはまたいつか」
と、いうことで、五分刈り―――こちらの床屋さんの基準では1.5センチ刈りで、今回もまとめてもらいました。
(五分刈りの長さの基準について書いた記事です)
結果、ハイ、一番上の写真のとおりです。
さてさて、さて、
これで一体どうなるか。
少なくとも僕の頭は、こうなる前よりは格段に空気中の花粉を捕らえにくくなったはずです。
目のかゆみが表れない春を過ごし切れば、「髪を刈って花粉対策する」は、僕の実験にかぎっては見事に成功です。
そして、3日が経ちました。
おや・・・効いているのかもしれません。
刈る寸前の数日の間、若干感じられることのあった目のかゆみが、その後まったく無くなっています。
効いているのか・・・?
さては・・・もしや・・・
とはいえ、春はまだまだこれから。
花粉のピークもまだこれから。
桜の咲き終わる頃まで、何やら楽しみな今シーズンとなりそうです。
おそまつ。